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zoom RSS 河野統幕長の発言撤回を許さないと書いた朝日は本気だ 天木直人のブログ

<<   作成日時 : 2018/04/16 21:05   >>

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河野統幕長の発言撤回を許さないと書いた朝日は本気だ
http://kenpo9.com/archives/3577
2018-04-16 天木直人のブログ


 私は4月13日の朝日新聞のスクープ記事を引用してメルマガ第273号で書いた。

 安倍首相と安倍首相を擁護する側のウソが次々とばれている中で、つい
に河野克俊統合幕僚長のウソが発覚したと。

 すなわち河野克俊統幕長は、3月16日の記者会見で、陸自の日報につい
て「私は知りません」などと語っていたが、4月12日の参院外交防衛委員会で共産党の井上哲士議員に、河野統幕長はすでに昨年1月の時点で日報の存在を知っていたと追及されたため、河野統幕議長はその日の午後の記者会見であっさりと報告を受けていたことを認めた、これは大問題だ、と朝日は報じた。

 それを読んだ私は思った。

 この河野統幕長のウソは憲法9条改憲に固執する安倍首相にとって致命的になる。

 いやそうさせなければいけない。

 何しろ国の安全保障に関わる事だ。

 あらゆるウソの中でも、国会で追及されるべき最優先の河野統幕長のウソである。

 そう私は思ってメルマガで書いた。

 ところが、朝日のスクープ報道を見て驚いたのだろう。河野統幕長は前日の記者会見で言った事を翻し、翌13日の記者会見で「報告を受けたか覚えていない」と前言を撤回した。

 その事を私は4月14日の新聞で知った。

 それを知った私は、とんでもない前言撤回だと思ったが、メディアは知ってか知らずか、どこも騒がなかった。

 そう思っていたら、きのう4月15日の朝日新聞が社説で見事に追及した。

 一夜にして認識が変わる事に驚くと。

 まさしくその通りだ。

 いくら井上議員から追及されたからといって、12日の記者会見で日報の報告を受けていた事を認めたのはとんだ失敗だったのだ。

 認めてしまえば、去年の国会答弁でウソをついていた事になる。

 大問題になる。

 だから慌てて柳瀬秘書官のように、あると断言した事を撤回して、覚えていないと、記憶のせいにして逃げようとしたのだ。

 これは、失敗に失敗を重ねたようなものだ。

 報告を受けていた事をさらに認めたようなものだ。

 もしこの河野統幕長の迷走記者会見の事を、朝日だけでなく他のメディアが気づいて一斉に騒ぎ出せば、今度こそ河野統幕議長は引責辞任に追い込まれる。

 そして安倍首相は更なる窮地に追い込まれる事になる。

 それにしても、河野統幕議長の前言撤回を見逃さず、その上社説にまで取り上げて河野統幕議長のウソ追及した朝日新聞の安倍倒閣は本物だ。

 どうやら朝日新聞は、安倍首相が辞職するまで、安倍疑惑追及の手を緩めないつもりだ。

 それを宣言したに等しい、きのう4月15日の「問われる統幕議長の自覚」と題する朝日の社説である(了)



(社説)PKO日報 問われる統幕長の自覚
https://www.asahi.com/articles/DA3S13451651.html
2018年4月15日05時00分 朝日新聞

 陸上自衛隊の日報をめぐる混乱が続く防衛省で、今度は制服組トップの河野克俊統合幕僚長の発言の信頼性に疑問符がつく事態が生じた。

 南スーダンPKOの日報について、防衛省は当初、「破棄した」と説明したが、その後、統合幕僚監部で見つかったとして一転、情報開示に応じた。

 しかし、日報は統幕だけでなく、陸自にも保管されていた。そのことを統幕長は知っていたのか、知らなかったのか。河野氏の発言が揺れた。

 12日の記者会見で、河野氏は「陸自に個人データとして残っている」と昨年1月下旬に部下から報告を受け、「情報公開の対象ではない」との説明を了解したと語った。

 これが事実なら、「陸自の日報を確認したことはない」という昨年3月の記者会見での説明は偽りだったことになる。見過ごせない発言だ。

 ところが河野氏は13日、報告を受けたか「覚えていない」として前日の発言を撤回した。これだけ重要な問題で、一夜にして認識が変わることに驚く。

 だが、この部下は国会で「統幕長に報告した」と答弁しており、証言は食い違う。河野氏は事実関係について、さらに丁寧な説明をすべきだ。

 昨年7月に公表された特別防衛監察の結果には、河野氏が報告を受けたとの記載は一切ない。当時の事務次官や陸上幕僚長らが陸自内の日報を非公表と決めたとされているだけだ。河野氏も知っていたとすれば、監察結果の信頼性にかかわる。

 河野氏は安倍首相に頻繁に面会して、軍事的な助言をしている。昨年には、首相が唱えた自衛隊明記の改憲案について「ありがたい」と発言したり、南スーダンPKOの日報について、事実上、「戦闘」の言葉を使わないよう指導したりして批判を浴びた。政治との距離感を見失い、政権への配慮が優先されたとすれば問題だ。

 防衛省では、陸自のイラク派遣時の日報をめぐっても、文書の存在を1年余りにわたって大臣に報告していなかった。政治が軍事に優越するシビリアンコントロール(文民統制)の不全が際立っている。

 公文書は国民の共有財産であり、政策の検証に欠かせない。自衛隊に関する情報といえども、適切な開示が、文民統制を機能させる基礎である。

 事実と向き合い、教訓をくみ取る。そのためにも、ずさんな文書管理と情報公開に後ろ向きな体質を改める。河野氏はその重い責任を自覚すべきだ。

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