20180701 UPLAN【前半】生命操作がもたらすものと科学・科学者 ゲノム編集技術に踏み込む社

20180701 UPLAN【前半】生命操作がもたらすものと科学・科学者 ゲノム編集技術に踏み込む社会を問う

三輪祐児



2018/07/01 に公開

【ゲノム問題検討会議】
2012年に新たなゲノム編集技術、クリスパー・キャス9(CRISPR-Cas9)が発表され、我が国でも、2017年、公益財団法人国際科学技術財団が、この技術を開発したエマニュエル・シャルパンティエ博士(フランス)とジェニファー・ダウドナ博士(米国)に日本国際賞(ジャパン・プライズ)を授与した。クリスパー・キャス9をはじめとするゲノム編集技術は、食品に関わる動植物の育種や難病治療等の医療に関わる諸分野で急速に試みられている。また、合成生物学のように新たな生物を作る技術も開発されている。
しかし、その帰結は望ましいことばかりではない。遺伝子ドライブの手法を使った生態系の改変、ひいては軍事研究やエネルギー開発への応用可能性も考えられている。医療分野でのゲノム編集技術は、難病の治療にとどまらず、エンハンスメント(人体改造)に用いられる可能性が高く、さらには世代を超えて継承され、人間の種としての一体性を変えていくデザイナーベビーや「新しい優生学」へと展開していく恐れがある。
地球の生態系、また人類の種としてのあり方に大きな影響を及ぼし、重大な不可逆的変化をもたらす可能性がある、これらの新たな科学技術について学び、すべての人間が人間として尊重された、将来世代を含めた人類社会の福利と安全のために、どのように制御し、方向づけていくことができるのかを考えていきたい。

                        ★

BS1 スペシャル 「“ゲノム編集”食物~密着 食の未来の最前線~」

https://www.youtube.com/watch?v=D-elZkIzEck

2017/11/12 にライブ配信

[BS1]
2017年11月12日(日) 午後10:00~午後10:50(50分)
2倍の速度で育つトラフグ、血圧上昇を抑えるトマト、アレルギーになりにくい卵など、いま遺伝子操作の新技術“ゲノム編集”で新たな食物が次々に誕生している。科学者たちが食の未来のカギを握ると注目する技術だが、そこで問われているのが、安全性だ。何をすれば安全が証明できるのか、どうすれば消費者の安心につなげられるのか。遺伝子組み換え作物への不安が根深い日本で、先頭を走る研究者たちの開発最前線に密着する。

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